戦後80年。私たちは何を受け継ぎ、何を未来へ渡すのか
太平洋戦争の終結から80年。 唯一の被爆国である日本は、「二度と同じ過ちを繰り返さない」という誓いのもと、平和国家として歩んできました。
しかし、世界から戦争が消えることはありません。 ウクライナ、ガザ、ミャンマー…。 遠い国の出来事のようでいて、私たちの暮らしと無関係ではない現実が続いています。
戦後80年という節目の今年こそ、戦争を知る人の声に耳を傾け、平和を考える時間を持ちたい。 そんな思いに応える講師陣を、講師派遣FILEが厳選しました。
平和を語り継ぐ講師 9名
1.足立真理(ジャーナリスト)|曽祖父・鈴木貫太郎の“終戦の決断”を語り継ぐ

足立真理さんの曽祖父は、終戦へと導いた内閣総理大臣・鈴木貫太郎氏。
「昭和天皇に請われて総理大臣に就任した経緯、終戦までの苦難、大臣の後世の平和への思い」
身内だからこそ語れるエピソードは、胸を締めつけるほどの迫力があります。 涙なしには聞けない、戦争を“自分ごと”として考えさせられる講演です。
2.渡部陽一(戦場カメラマン)|戦場で見た“愛と絆”を伝える語り部

独特のゆっくりとした語り口で知られる渡部陽一さん。 彼が伝えるのは、ニュースでは映らない戦場の“人間の姿”。
「家族の絆、愛の深さ、命の大切さ、生きることの素晴らしさ」
戦争の悲しみの中にも、消えない希望があることを教えてくれます。
3.安田菜津紀(フォトジャーナリスト)|“無関心の壁”を壊すために世界を歩く

16歳でカンボジアの子どもたちを取材して以来、シリア、ウクライナなど紛争地を歩き続ける安田菜津紀さん。
「日本の人の『無関心』の壁を溶かしたい」
その思いは、写真とともに語られる一つひとつの物語に宿っています。 “平和とは何か”を深く考えさせてくれる講演です。
4.中野寛成(元政治家)|被爆4歳の少年が語る“平和への願い”

長崎で被爆し、家族を失った4歳の少年——それが中野寛成さんです。
「平和や人権問題について自身の体験も交えながら語る」
被爆体験者が年々減る中、“生の声”を聞ける貴重な機会です。 言葉の一つひとつが胸に刺さります。
5.にしゃんた(羽衣国際大学教授)|“憎しみは愛でしか止められない”という真理

スリランカ出身のにしゃんたさんは、法句経の一節を引用しながら語ります。
「憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止む」
戦時賠償を放棄したジャヤワルダナ大統領の演説を通じて、 “許すこと”“愛すること”の強さを教えてくれます。
6.村尾信尚(関西学院大学教授)|被爆者の声を伝え続けたキャスターの使命

広島・長崎の取材を続けてきた村尾信尚さん。
「戦争とは人が人で無くなるもの」「戦争をした者が敗者なんだ」
被爆者の言葉を胸に刻み、これからの日本が向き合うべき課題を語ります。 静かで深い余韻が残る講演です。
7.瀧澤中(作家)|“失敗から学ぶ”ことで平和の意味を知る

歴史の失敗を研究し、現代を生きる知恵へと昇華させる瀧澤中さん。
「歴史の本というより生き方を教えてくれる」
戦艦大和の敗因などを通じて、 “なぜ国を守るのか”“なぜ平和を選ぶのか”を考えさせてくれます。
8.谷口真由美(法学者)|憲法と平和を“生活者の視点”で語る

大阪のおばちゃん的な親しみやすさで、社会問題に鋭くツッコミを入れる谷口真由美さん。
「守りたい!私たちのくらしと平和~今こそ学ぼう日本国憲法」
憲法を“難しいもの”ではなく、“自分の生活を守る道具”として語る講演は、幅広い世代に響きます。
9.桂竹丸(落語家)|涙と感動の創作落語『ホタルの母』

特攻隊員と「特攻の母」鳥浜トメさんの交流を描いた創作落語『ホタルの母』。
「多くの方の涙を誘い、幅広い層から感動のメッセージが寄せられています。」
笑いと涙の中に、命の尊さが深く刻まれる講演です。
戦後80年の今こそ、“語り継ぐ人”の声を聞きたい
戦争を知る人が少なくなる今、 「語り継ぐ」という行為そのものが、平和を守る力になる。
今回紹介した講師たちは、
- 戦争を体験した人
- 戦場を歩いた人
- 歴史から学ぶ人
- 平和を願い行動する人
それぞれの立場から、未来へ渡すべき“平和のバトン”を語ってくれます。
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