2023.7.14
初めまして、社長の武田です。
ブログなんてこれまでやったことがないのですが、これから少しづつ鎌倉のおススメスポットだったり、講演に関することなどをアップしていけるよう頑張ります。どうぞよろしくお願いします。
毎日うだるような暑さが続いていますね。皆さまの体調はいかがですか?
暑い毎日、私もオフィスで作業しながら、高校野球の地方予選の結果を楽しみに見ています。
私は現在の住まいは鎌倉ですが、実は秋田の出身。
男兄弟に挟まれて育った私は、夏休みの間テレビのチャンネル権はなく、毎日夏の甲子園を観ながら過ごすうちに、今や筋金入りの高校野球ファンになっております。
私の甲子園の1番古い記憶は、1984年の第66回大会。そう、名門PL学園と準決勝で秋田代表の金足農業が対戦した試合です。初出場ながら快進撃で準決勝まで勝ち上がった金足農業は、強豪PL学園を2-1でリードしていたものの、8回に桑田真澄さんのホームランで逆転され、3-2で負けた試合。当時小学生だった私は、やり切れない思いに打ちひしがれました・・・
それから時を経て、秋田県民が最も湧いたのが2018年の第100回記念大会。“金農旋風”とまで言われ、社会現象となった金足農業の快進撃!
秋田は全然勝てない県で、いつしかふるさとの高校を応援することもなかったのが、あの年は本当に本当に楽しい夏でした。
決勝で大阪桐蔭に大敗したものの、それまでの横浜高校戦での逆転3ランや準決勝で対戦した近江高校戦での逆転サヨナラ2ランスクイズ!!こんな試合があるのか、というぐらい盛り上がりました。
第100回大会は、レジェンドによる始球式も目玉の一つでしたよね。そしてなんと、準決勝の金足農業対近江の試合で始球式をしてくださったのが、あの桑田真澄さんです。66回大会を憶えている私は、なんという運命の巡り合わせと思い、鳥肌が立ちました。
それから1年後、講演の仕事でなんと桑田真澄さんをキャスティングさせていただくことになり、仕事が決まった瞬間から、お会いできるのが楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。
講演当日、初めてお会いした桑田真澄さんと幸運にも登壇直前に少しお話させていただく機会があり、「私、実は秋田の出身でして・・・」とお話したところ「あ、じゃあ金足農業だね」と返してくださり、「はい!!桑田さんが甲子園で試合されていたのもテレビで観ておりましたし、昨年の準決勝で始球式をやっていただたのも観ていました。秋田県民にとって、昨年の大会は本当に幸せな大会でした!」とお伝えしたら、優しく微笑んでくれたんですよ。
その後の桑田真澄さんの講演も、野球人生で得られたご経験についてお話してくださったのですが、最後まで聴講者の皆さんも興味深く聴かれていたことを昨日のことのように覚えています。
まだ地方大会が始まったばかりですが、今年はどんな高校が勝ち上がってきて、どんな甲子園大会が繰り広げられるのか。ファンとしては、今から待ち遠しい気持ちでいっぱいです。
でも、近年は地球温暖化で大変な暑さの中での試合になるのが心配でもあります・・・
高校球児の皆さん、そして応援されるご家族や高校生の皆さん、関係者の皆さま、暑さ対策をして、どうか体調を崩されませんように。