伊藤華英(いとうはなえ)
元水泳選手
1985年1月18日 生まれ
埼玉県 出身
早稲田大学学術院スポーツ科学研究科卒業
日本大学経済学部経済学科卒業
「コロナ禍での心と身体の整え方」
在宅ワークが一般的になっている現在。運動不足によるパフォーマンスの低下は否めません。それがさらに新なストレスを発生させ、長期に渡って持続する身体的疾患につながります。メンタルタフネスの理論とピラティス(自宅でもできる簡単体幹トレーニング)によるアプローチによって心身共に健康な体に整えます。
「ストレスを味方につける!モチベーションマネジメント」
ビジネスでもそれ以外でも常に自分のよい状態に保つことは、一流アスリートでもなかなか難しいことです。モチベーションを上手くマネジメントし、強いストレスがかかる状況でも一番よい状態を作ることができれば、仕事のパフォーマンスも上がり、コミュニケーションもぐっと良くなります。
このテーマでは、心と身体の両面からアプローチし、モチベーション高く物事に取り組み、自分と周囲によい影響を与える自分マネジメントの方法についてお話しします。
「ビジネスマンのためのメンタルタフネス」
働き盛りのビジネスパーソンには、頑張る人ほど、うつ病など心の病気にかかる割合が高くなります。そうなってから対策をとるのではなく、メンタルを強くすることで病気の予防や今まで以上に仕事の質を高めることができます。
このテーマでは、忙しいビジネスパーソンが健やかにはつらつと仕事に取り組むためのメンタル強化のヒントをすぐに活用できるスキルと合わせてお伝えします。
「夢は自分を強くする」
幼少期から始めた水泳。身体的能力と才能に恵まれ、オリンピック出場は間違いないと周囲からの期待が多くあったが、出場を逃すという苦い経験をもつ。改めて、水泳が大好き、オリンピックに本当に行きたいという強い自らの意志を持つことができた時、夢を持つことが自分自身の価値を最大限に発揮できると実感。夢を持つことで自分が強く、そして自信を持つことができた経験を皆さんにお伝えします。
「目標達成できるメンタルコントロール」
オリンピック代表選手に選ばれるも、怪我に合い、得意の背泳ぎで思うような結果を残すことができませんでした。しかしオリンピックへの夢は、これまでの専門とは異なる自由形に転向することで掴むことができました。新しい挑戦にはもちろん不安もありましたが、困難に遭遇し、そして自分自身の勝負が4年に1度という長期目標の中で、どのようにしてモチベーション・メンタル面を維持してきたか、何が新しいチャレンジへの原動力になったかをお話します。極度の緊張や勝負前の不安の中で、最高のパフォーマンスをあげられるよう、準備を徹底し成功するイメージを描き行動する方法は、ビジネスのシーンでも役立つ内容です。
「トップチームのチームワーク~個人の役割と組織力~」
水泳女子日本代表として、北京とロンドンオリンピックに出場。水泳は個人競技と思われがちですが、オリンピックでの挑戦は、準備・環境など試合以外でもチームとしての一体感が求められます。年齢、経験年数から2回のオリンピックへの関わり合いは異なっていました。後輩をひっぱっていくリーダーとして、そしてチームの調整役として、その時々の自分の役割を全うしてきました。どのような環境下に置かれても、個人だけではなくチームとして最高の功績を残せるよう実践し、チームJAPANとして得られたことをお伝えします。
「しなやかに美しく暮らす健康法」
日々をしなやかに、美しく過ごすためには、精神的そして肉体的な充実さが必要です。メンタルタフネスの視点からのアドバイスも可能ですが、まず肉体的な健康を心がけ、そこから自ずと気持ちも元気になってくると考えています。体の健康と気持ちのバランスを整えることが重要です。普段の暮らしの中で簡単に取り入れることのできる、ピラティスの実演を交えてお話します。
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経歴・実績
ベビースイミングから水泳を始め、2000年日本選手権に15歳で初めて出場。競泳選手として2001年世界選手権(福岡)から女子背泳ぎ選手として注目された。
また、日本代表選手として2012年ロンドンオリンピックまで日本競泳界に貢献する。長い手足・長身でルックスの良さからメディアからも注目され、2004年アテネオリンピック出場確実と騒がれたが、選考会である日本選手権にて実力を発揮出来ず、オリンピック出場を逃す。
水泳が心底好きという気持ちとオリンピックにどうしても行きたいという強い気持ちで、2008年女子100m背泳ぎ日本記録を樹立し、初めてオリンピック代表選手となる。
その後メダル獲得を目標にロンドンオリンピックを目指すが、怪我により2009年に背泳ぎから自由形に転向。自由形の日本代表選手として世界選手権・アジア大会での数々のメダル獲得を経て、2012年ロンドンオリンピック自由形の代表選手となる。
その後、2012年10月の国体(岐阜)の大会を最後に現役を引退する。
現役引退後は、ピラティスの資格取得と共に水泳とピラティスの素晴らしさを多くの人に伝えたいと活動中。
また大学院でスポーツマネジメント・スポーツ心理学でメンタルヘルスを専攻し、その分野にも活動の幅を広げている。
最近では【スポーツを止めるな】の1252プロジェクトリーダーとして、“スポーツ×生理”について女子学生アスリート・指導者の方に向けての講義なども行っている。
<資格>
日本ピラティス指導者協会公認 マットピラティスコーチ
<水泳歴>
2006年 日本選手権200m背泳ぎ 優勝 (日本新)
2008年 日本選手権100m背泳ぎ 優勝(日本新)
2009年 世界選手権400mフリーリレー予選(日本新)
<代表歴>
2001年 世界選手権100m背泳ぎ 7位
2003年 世界選手権200m背泳ぎ 5位
2005年 世界選手権100m背泳ぎ 6位 ・ 200m背泳ぎ 4位
2007年 世界選手権100m背泳ぎ 5位 ・ 200m背泳ぎ 5位
2008年 北京オリンピック100m背泳ぎ 8位 ・ 200m背泳ぎ 12位
2011年 世界選手権400mフリーリレー 7位
2012年 ロンドンオリンピック400mフリーリレー 7位 ・ 800mフリーリレー 8位