藤井康雄(ふじいやすお)
元プロ野球選手
プロ野球コーチ
野球解説者
1962年7月7日 生まれ
広島県福山市 出身
「野球人生~阪神淡路大震災、そして日本一~」
1995年、阪神淡路大震災で被災しながらもリーグ優勝を果たしたオリックス。また翌年には日本一となり、黄金時代を築きました。中心的な選手としてチームを支えた講師がその裏話や、同じ選手としてともに戦ったイチロー氏、田口壮氏、谷佳知氏らとのエピソードを語ります。
「4(フォー)スタンス理論で知る自分の身体、そしてその活用法」
人の重心は生まれた時から決まっていると知ってますか?自分の重心を知ることで、スポーツはもちろん普段の生活が楽に、ストレスなく過ごせるようになります。「4スタンス理論」は体の動かし方や重心位置によってA1、A2、B1、B2の4つのタイプに分けられる身体理論です。
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経歴・実績
「巨人の星」に憧れて、小学校2年生から野球を始める。甲子園出場はなかったものの、プリンスホテルに入社し社会人野球を経て1986年のドラフト会議で阪急ブレーブス(現・オリックス)より4位指名を受け入団。
1989年には右翼手のレギュラーとなり「ブルーサンダー打線」の一角として恐れられ、翌年90年5月には打率.363。6本塁打、18打点の活躍で初の月間MVPを獲得、その年は自己最多となる37本塁打、96打点をマークした。その後は怪我に苦しむが、93年に86打点を上げて2度目のベストナイン選出、またパ・リーグ特別表彰で努力賞を受賞した。
1995年には阪神大震災の影響が強く残る中でリーグ優勝に貢献し、中心的役割を果たすなど長年に渡ってチームを支え、2002年に現役引退。オリックス・ブルーウェーブの現役選手時代には、「ミスター・ブルーウェーブ」「ヤスオさん」の愛称で親しまれた。
引退した翌年の2003年から2006年まオリックスの二軍打撃コーチ務め、2007年は編成部入り。2009年は再び二軍打撃コーチに復帰し、T-岡田らを指導。また2011年よりソフトバンクの一軍打撃コーチに就任し、主力選手の内川聖一や松田宣浩、柳田悠岐を育て、11年、14年、15年の3度のリーグ優勝、日本一に貢献した。
現在は社会人野球チームのアスミビルダーズでコーチを務めるほか、J SPORTSの野球解説者に復帰するなど、後進の育成や野球の普及に力を入れている。
<経歴>
1986年 ドラフト会議で阪急ブレーブス(現・オリックス)から4位指名
2002年 現役引退
2003~06、09年 オリックス・バッファローズ二軍の打撃コーチ
2007~08、10年 オリックス編成部
2011~16年 ソフトバンクホークス一軍打撃コーチ
2017年 同球団二軍打撃コーチ
2018~19年 オリックス一軍打撃コーチ
2023年~ アスミビルダーズコーチ
<表彰>
ベストナイン 1989年、1993年
月間MVP 1990年5月、1993年7月
パ・リーグ特別表彰(努力賞) 1993年
メディア出演
連載・執筆
- 東京スポーツ
「勇者の魂」(2020年10月13日~12月25日)
書籍
「野球4スタンス理論 打てる理由、打てない理由」 ※共著(ベースボール・マガジン社 2022年)