
登坂絵莉(とうさかえり)
元女子レスリング48キロ級日本代表
リオデジャネイロオリンピック女子レスリング金メダリスト
1993年8月30日 生まれ
富山県高岡市 出身
至学館大学大学院 健康科学健康科 修士課程修了
<その他ゆかりの県>東京都、愛知県
「夢をつかむ」
リオオリンピックでの残り13秒からの大逆転で勝ち獲った金メダル。それは奇跡ではなく、愚直に積み上げてきた努力と思考の結果でした。驚異的な才能があったわけではありません。それでも夢見たオリンピックの舞台に立つことができました。その鍵は、ただの「普通の努力」ではなく、独自の視点でチャンスを見極め、徹底的に「意識の差」を追求し、才能がある人との差を埋める姿勢にありました。講演では、「夢をつかむ」と題するテーマで、金メダルを獲得するまでの道のりを振り返りながら、あらゆる年代・業種の方にも通じる挫折や逆境の乗り越え方、そしてレスリング人生で学んだ教訓についてお話しします。
◆こんな方におすすめ◆
企業(特に新入社員・若手社員研修、全社イベント)、教育機関(中高生・大学生)、スポーツクラブ・部活動の生徒と指導者、目標達成や成果向上を目指す方々
「13秒の逆転劇-金メダリストが語る『結果につながる思考法』」
オリンピック金メダルを獲得するまでの道のりと、その後「追われる立場」になってからの経験から得た学びを、経営やリーダーシップに活かせるヒントとしてお話しします。「意識の差が結果の差、目標あって結果あり」という信念から生まれた目標設定の考え方や、夢を掴むために大切にしてきた価値観を共有します。
「練習は質×量」「練習を気分でしない」といった、スポーツの世界で培った原則が、ビジネスの世界でどのように通じるのか。また「運をつかむ方法」として体得した、チャンスに気づく力、行動する勇気、日頃からの基礎準備の重要性など、スポーツとビジネスの共通点についてお伝えします。さらに、成功後に直面した「過去の自分に戻ろうとする」という罠から脱却し、常に自らをアップデートし続けることの大切さを実体験をもとに語ります。
◆こんな方におすすめ◆
企業の経営者、役員、事業責任者、部門リーダー、変化の激しい環境で成果を求められる方、チームのパフォーマンス向上を目指す方
「金メダリストが語る女性の挑戦 — アスリートから母親へ、ライフステージの変化と成長〜」
金メダルを獲得したトップアスリートから一児の母となり、さらに子どもたちにスポーツの楽しさを伝える団体代表となった現在まで— 人生の様々なステージを通じて得た気づきや挑戦についてお話しします。アスリート時代に培った「諦めない心」が子育てや仕事にどう活かされているか、また月経周期や体調管理がパフォーマンスに与える影響など、これまであまり語られてこなかった重要な課題と向き合った経験を共有します。
「仕事か、家庭か」の二択ではなく環境づくりの重要性、個人差のある身体的な課題、コミュニケーションの難しさ、「根性論」と身体の限界との向き合い方など、多くの人が直面する課題とその乗り越え方について実体験に基づいたエピソードを交えてお伝えします。子育てとキャリアを両立する工夫や、多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍できる環境づくりについても考えていきます。
◆こんな方におすすめ◆
企業の人事・ダイバーシティ推進担当者、管理職(男女問わず)、スポーツ指導者・コーチ・部活動の顧問、教育関係者・保護者、女性活躍・ワークライフバランス向上に取り組む組織、仕事と育児の両立を目指す方々、多様な働き方やキャリア支援に関心のある方々
<講演形式>
講演会形式60分、またはトークショー
お気軽にお問い合わせください。
主な講演・研修実績
企業、行政、学校などで多数実施
・HEROs LAB(HEROs)
・第15回これからの健康と栄養を考えるシンポジウム(産経新聞社)
・TEAM JAPAN SUMMER FEST(JOC)
・第20回アジア競技大会・第5回アジアパラ競技大会 競技体験イベント(アジア・アジアパラ競技大会愛知・名古屋合同準備会)
・東京新聞健康フォーラム 健やかな毎日のために(東京新聞)
・スヴェンソンホールディングスグループ全体ミーティング(株式会社スヴェンソン)
・横浜銀行 フレッシャーズセミナー講演(横浜銀行)
・「津田梅子」新紙幣発行記念トークショー(津田塾大学) など。
経歴・実績
1993年8月30日生まれ、富山県高岡市出身の元女子レスリング48キロ級日本代表。
国体のグレコローマンレスリング48kg級で優勝経験のある父の勧めで、小学3年の時にレスリングを始めた。中学3年の2008年全国中学生選手権で優勝。2009年至学館高校へ進学し、2010年、2011年の全国高校女子選手権で2連覇を達成。2012年至学館大学へと進み戦績を重ねた。
2012年の全日本選手権では、一度も勝つことができなかったライバル入江ゆき選手に初めて勝利し、見事初優勝を飾った。その後も2013年、2014年、2015年と優勝を飾り、全日本選手権4連覇の記録を打ち立てた。
2013年世界選手権決勝で、マエリス・カリパ(ベネズエラ)にテクニカルフォール勝ちを収め、初の世界女王に輝き、2014年世界選手権では1回戦から3試合連続でテクニカルフォール勝ちで進むなど、圧巻の強さで2連覇を達成した。2015年世界選手権決勝は、ロンドンオリンピック銀メダリストのマリヤ・スタドニク(アゼルバイジャン)と対戦。0−2とリードされていたが、試合終了直前に片足タックルを決め、3−2で逆転勝利し、見事3連覇を達成した。
2016年リオデジャネイロオリンピック決勝は、前年の世界選手権決勝で苦戦を強いられたロンドンオリンピック銀メダリストのマリヤ・スタドニク(アゼルバイジャン)と再び対戦。試合終了1分を切った時点で1−2でリードされるも、残り13秒から執念の片足タックルを決め、そのまま相手のバックを取り2ポイントを追加。3−2の大逆転で勝利を勝ち取り、悲願の金メダルに輝いた。日本レスリングチームでの金メダル1号となり、女子レスリング史上最多となるメダルラッシュに弾みをつけた。2022年に現役を引退。
現在はレスリングの普及活動や講演活動に励み、女性アスリートのセカンドキャリアの選択肢を広げるべく、様々な新しい活動に積極的に挑戦している。
そして2023年には、子どもたちがスポーツを通して新たな繋がり・交流・笑顔を生み出すことを目的とする「一般社団法人スマイルコンパス」を設立し、代表理事に就任。
<戦績・受賞歴>
2008年 全国中学生レスリング選手権大会優勝
2010〜2011年 全国高校女子選手権優勝(2連覇)
2011年 アジアジュニアレスリング選手権大会優勝
2012〜2015年 全日本選手権優勝(4連覇)
2013〜2015年 世界選手権優勝(3連覇)
2016年 リオデジャネイロオリンピック金メダル
2013年 テレビ朝日ビッグスポーツ賞、中部スポーツ賞正賞
2015年 高岡市民栄誉賞
2016年 紫綬褒章、富山県民栄誉賞、高岡市民栄誉特別賞、デイリースポーツホワイトベア・スポーツ賞
2023年 第15回ベストマザー賞(スポーツ部門)
メディア出演
レギュラー番組
- 日本テレビ
- 「DayDay.」※月1レギュラー(第2木曜日)
- 中京テレビ
- 「あさドレ♪」※週1レギュラー(水曜日)
テレビ
- 日本テレビ
- 「有吉ゼミ」「踊る!さんま御殿!!」「上田と女が吠える夜」「ヒルナンデス!」「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」「うわっ!ダマされた大賞」「24時間テレビ」
- TBS
- 「鬼タイジ 4時間SP」「水曜日のダウンタウン」「ラヴィット!」「バース・デイ」「モニタリング」
- テレビ朝日
- 「くりぃむクイズ ミラクル9」
- フジテレビ
- 「人志松本の酒のツマミになる話」「ぽかぽか」「ネプリーグ」「ジャンクスポーツ」「オールスター合唱バトル」
- テレビ東京
- 「ナゼそこ?」
- 読売テレビ
- 「秘密のケンミンSHOW 極」「ダウンタウンDX」
- MBS
- 「日曜日の初耳学」
- 関西テレビ
- 「8SPORTS」
- 中京テレビ
- 「PS純金」「伝説パイセンアワード」
- 東海テレビ
- 「タイチサン!」
- CBCテレビ
- 「チャント!」「ゴゴスマ」
- KNBテレビ
- 「ワンエフ」
- チューリップテレビ
- 「登坂絵莉の住まい調査団〜金メダルポイントを探せ〜」
- BSフジ
- 「リモートシェフ」「CROSSOVER」
- BSテレ東
- 「和田明日香とゆる宅飲み」
- NHKBS1
- 「大相撲どすこい研」 ほか多数
ラジオ
- NHKラジオ第1
- 「NHKジャーナル」※全日本レスリング解説
- 文化放送
- 「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
- TBSラジオ
- 「ナイツのちゃきちゃき大放送」 ほか多数