水鳥 寿思(みずとり ひさし)

水鳥寿思
PROFILE

水鳥寿思(みずとりひさし)

男子体操競技強化本部長/代表監督

1980年7月22日 生まれ

静岡県静岡市 出身

関西高校-日本体育大学卒業

講演テーマ

<講演ジャンル:リーダー論、人材育成、組織マネジメント論>

「オリンピックへの道~最高のパフォーマンスを発揮するには~」
幾度の怪我を乗り越え、アテネオリンピックで金メダルを獲得するまでの道のりとゴールに向けた戦略を自己分析(現状分析・目標設定)、イメージトレーニングの重要性、本番に向け最高のパフォーマンスを出すために必要なことについて語ります。

「適材適所をみつけチームで目標達成する方法」
体操界最年少で男子体操強化本部長/代表監督に就任し、オリンピックや世界体操などの大舞台にて団体でメダルを取り続けるために行った3つの改革とは。絶対的エースがいるリオデジャネイロ2016オリンピック、世代交代が余儀なくされた東京2020オリンピックに向けそれぞれ行った戦略や組織作りについて語ります。

 

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経歴・実績

両親ともに元体操選手でクラブを経営。6人いる兄弟も、そのほとんどが体操選手というまさに体操一家で育つ。
華々しい成績の兄弟に対し、結果が出ない苦悩の中、高校進学をきっかけに実力をつけ始める。
3度にわたる大怪我で選手生命を危ぶまれたが、克服して日本代表に選出。金メダルを獲得したアテネオリンピック団体決勝でつり輪に出場したほか、世界選手権でも数々のメダルに輝いた。
ロンドンオリンピック最終予選を最後に引退。史上最年少の32歳で日本体操協会の男子体操代表監督・強化本部長に抜擢され、2015年世界選手権では37年ぶりの団体優勝。
リオデジャネイロオリンピックでは自身が選手として獲得したアテネ大会以来12年ぶりの団体金メダルへと導いた。
さらに東京 2020オリンピックでも団体銀メダルへと導き、2大会続けてのメダル獲得を果たした。

<略歴>
・現役
2002年、2004年~2010年 日本代表
・指導者
2012年~現在 男子体操競技(強化本部長/代表監督)、世界選手権 団体(2014年 銀メダル/2015年 金メダル/2018年 銅メダル/2019年 銅メダル)
2016年 リオデジャネイロ 2016オリンピック 団体金メダル
2021年 東京 2020オリンピック団体銀メダル

<主な成績>
2001年 北京ユニバーシアード 団体銀メダル
2002年 釜山アジア大会 団体銀メダル/個人総合5位入賞
2004年 アテネオリンピック 団体金メダル
2005年 メルボルン世界選手権 個人総合銀メダル
2006年 オーフス世界選手権 団体銅メダル、ドーハアジア大会 団体銀メダル/個人総合銀メダル/鉄棒金メダル
2007年 シュトゥットガルト世界選手権 団体銀メダル/個人総合銅メダル/ゆか銅メダル/鉄棒銅メダル
2010年 広州アジア大会 団体銀メダル/個人総合銅メダル

<受賞>
・紫綬褒章
・JOCスポーツ賞 特別栄誉賞(体操競技男子団体チーム)
・JOC オリンピック特別賞(体操・男子団体総合)
・読売新聞・日本スポーツ賞
・上月財団 上月スポーツ賞(2回)
・服部真二スポーツ賞 Inspiring Coach賞

<主な役職>
・日本体操協会 男子強化本部長
・日本体操協会 常務理事
・JOC 理事
・JOC選手強化本部 常任委員
・JOC専任コーチングディレクター トップアスリート担当

メディア出演

テレビ

日本テレビ 
「全日本体操競技選手権団体・種目別大会」※解説
「上田晋也の日本メダル話」※ゲスト
「世界の果てまでイッテQ!」※跳馬指導

イベント

・東京都 こころの東京革命「こころのチャレンジプロジェクト」講師
・エコッツェリア エコキッズ探検隊・体力ワークショップ「これで完璧!跳び箱はこう跳べ」講師
・WANGAN ACTIONスポーツアカデミー「体操教室」講師

その他

<事業>
Mizutori Sports Club 体操教室 プログラム監修

<その他>
「MONSTER BOX」 ※番組公認世界記録保持者(23段)
※TBS系列特別番組「スポーツマンNo.1決定戦」や「最強スポーツ男子頂上決戦」で使用される巨大跳び箱

書籍

「金メダルを獲る『本番力』 体操がピンチに強い心を育ててくれた」(日本文化出版)