安孫子薫(あびこかおる)
東京ディズニーランド・東京ディズニーシー元運営部長・カストーディアル部長
1951年 生まれ
山形県 出身
■全職位向け
「ディズニーランドの『おもてなし』の仕組み」~すべてはゲストのハピネスのために〜
ディズニーのミッションは「ゲストにハピネスを提供する」こと。その実現のために一貫した“ディズニーフィロソフィ”と呼ばれるパーク運営の考え方がある。ディズニー流おもてなしの本質を開業時からパーク運営を担ってきた安孫子が経験談を交え熱く語ります。
「ディズニー流 withコロナの現場オペレーション」~安全安心が最優先~
Withコロナ時代の中にあっても東京ディズニーランドとディズニーシーの現場におけるオペレーションは万全な対策が講じられ、キャストたちには感染防止を徹底しながらもディズニー流のいつもと変わらないホスピタリティに満ち溢れる対応があります。そこにはディズニーの一貫した「安全安心が最優先」いう基本的な考え方をベースに、さすがディズニーと思わせる積極的な行動、施策があるからこそです。コロナによりゲストの意識・行動が変化し、安全・安心であることがサービスの大前提になる中、サービスやパークのクオリティを維持しつつキャストのモチベーションを高める方法など、withコロナ時代のビジネスのヒントになる話をします。
「ディズニーランドの品質管理と運営管理~安全安心が最優先~」
ディズニーの“妥協のないサービス”は「毎日が初演」という品質規準がパークの隅々まで生きているから徹底出来ている。安孫子が担ってきたカストーディアル部門は「赤ちゃんがハイハイできるくらい安全で清潔なパーク」を作り上げている。カストーディアルと運営部門経験を基に品質管理とパーク運営の考え方やポイントをわかりやすく話します。
■経営者 / 管理職向け
「ディズニーランドの現場力~すべてはゲストのハピネスのために~」
360度のステージでショーが展開されるディズニーパークでは、常に高品質なエンターテイメントコンテンツが要求される。現場のパフォーマンスを最大に保ち、さらに改善を図る「ディズニー・スーパービジョン」こそが現場マネジメントの要だと言える。マネジメントの考え方や視点と実践について経験を基に話します。
「ディズニー流 キャストを元気にさせる仕組み」
「ディズニー流 スタッフのモチベーションを向上させる仕組み」
ゲストのハピネスとキャスト(スタッフ)のハピネスは表裏一体。ディズニーにはキャストが元気になれる仕組みやしかけが豊富に存在している。また、開業当初、嫌悪職種だったカストーディアルがもっとも人気職種に変貌を遂げた過程を取り上げ元気な職場づくりのヒントを提供いたします。
「ディズニーランド“本気のブランディング”」
開業以来6億人達成。ディズニーテーマパークの圧倒的な集客力は徹頭徹尾本気のブランディングの結果だと言える。運営とマーケティングが一体となり、一貫したブラ ンディング活動を行っている。そして、まったく妥協のないサービスは自らのブランドを信頼することから始まった。では、いったい実際にどのような考え方で、どのようなことを行っているのか。ディズニーパークの運営現場とマーケッティングの只中にいた安孫子が体験談と実例を披露しながらディズニーのブランディングの本質に迫ります。
「社会と共に歩む~ディズニーから学ぶCSR~」
ディズニーの運営は、目の前のゲストを喜ばせることは勿論、企業として社会に貢献し、共に成長していこうという想いのもと成り立っています。あれだけ多くのゲストが日々来園される中でも最大限に環境へ配慮した経営、障害者や高齢者の方々に考慮したノーマライゼーションの取り組み等、その他ディズニーでは多くの社会貢献活動がなされています。パークの運営現場を長年指揮した安孫子が実例を交えつつ、その本質、必要性をお話します。
■一般向け
「ディズニーとキッザニアに学ぶ、こどもがやる気になる育て方」
ディズニーは「夢を描く力」を育み、キッザニアは「夢を実現する力」を養う。東京ディズニーリゾートとキッザニア東京で運営部門のトップとして仕事をした経験から、パークが単に遊んで楽しむ場所ではなく、親子が一緒に遊びながら学ぶ最適な場所である理由と、親子のコミュニケーションを豊かにするヒントの数々を提供します。
「『お客様の幸せ』のためにディズニーはまず「おそうじ」を考えた」
ディズニーの「おそうじ」は清掃することを目的にしている訳ではない。ゲストの安全を守り、ゲストへのおもてなし、すなわちハピネスを提供することが目的なのだ。オープニングからディズニーランドにかかわる安孫子の体験談をもとにディズニー・ホスピタリティの本質を話します。
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経歴・実績
- 1951年
- 山形県生まれ
- 1974年
- 報知新聞社 入社
- 1982年
- 株式会社オリエンタルランド 入社
カストーディアル部門(清掃)に配属となり、米国ディズニーランドにてパーク運営の考え方を学ぶ。 - 1983年
- 東京ディズニーランド グランドオープン
カストーディアル部門を清掃専門集団からゲストサービス集団へ改革に努め成果を上げる。その後、ゼネラルサービス部長・カストーディアル部長を務め、ディズニーシー開業に向けた準備、2パーク運営体制の確立を行う - 2002年
- 東京ディズニーランド・東京ディズニーシー 運営部長
全アトラクション運営およびゲストリレーション、ゲスト誘導等のサービス業務を行う。 - 2006年
- 東京ディズニーリゾート 運営部長
「ディズニーアカデミー」事業、「インフォメーションセンター」「駐車場運営管理」業務を行う。 - 2007年
- 株式会社キッズシティジャパン 入社
キッザニア東京副総支配人として、こどもの職業体験施設の運営、営業基盤の整備に努める。 - 2008年
- 株式会社チャックスファミリー 設立
メディア出演
書籍
「ディズニーの片づけ」(中経出版 2013年10月30日)
「ディズニーの魔法のおそうじ」(小学館101新書 2013年6月3日)
「ディズニーとキッザニアに学ぶ、子どもがやる気になる育て方」 (総合法令出版 2013年5月21日)
「お客様の幸せ」のためにディズニーはまず「おそうじ」を考えた(小学館 2011年10月28日)